本サイトでは、男性ならかっこいい体型、女性なら綺麗な体型といった理想の体型になりたいならウエイトトレーニングは必須ですとお伝えしました。
人によって価値観は様々なので理想の体型というのも分かれると思いますが、ここでは男性なら武田真治さん、女性なら中村アンさんのような筋肉がしっかり付いていて脂肪が少なく、引き締まった体型のことを指します。

男女問わず引き締まった体は誰しも憧れますよね!
多くの方は体重ばかりを気にする傾向にありますが、体重のみを気にしすぎると理想の体型になることは難しいです。
本記事は、体重のみを気にしすぎてはいけない理由をご紹介します。
太って見えることがある
見た目は太っているのに体重は大して重くないということがあるのはご存知ですか?
その理由は、筋肉よりも脂肪のほうが軽いからです。
言い換えると同じ重さの筋肉と脂肪では20%も脂肪のほうが体積が大きくなると言われています。
そのため、見た目は明らかに太っているのに体重は思ったより軽いという場合があるのです。
本来であれば脂肪がたくさんついて体重が増えてくるとその体を支えるために筋肉も一緒に増えてくるのですが、あまりにも運動量が少なく、家で飲み食いばかりしている人は増えるはずの筋肉が増えず、太っているけど体重は思ったりより軽いという現象が起こります。
そのような人が体重ばかりで判断していると体重は軽いのにプヨプヨしていて理想の体型にはなっていないということになりかねません。
老けて見える
身長の割に体重が軽い人ということは筋肉が無く脂肪が多いです。
筋肉が無くなって脂肪が多い方はたとえ太って見えなかったとしても女性がよく気にする二の腕や顔などがたるんできて肌のハリも無くなってしまいます。
体がたるんでたり、肌の張りが無ければそもそも理想の体型とは言えないでしょうし、老けて見える要因になりますね。
例えば二の腕がたるんでしまった場合、ついついもっと痩せれば(体重を落とせば)引き締まると思いがちですが、筋肉を付けずに体重だけを落として細くなるといくら頑張ってもたるみは改善されません。
この考え方に固執してしまい、体重を落とすことばかり考えているととガリガリになってしまったり、最悪の場合、拒食症になってしまう恐れもあります。
どんどん脂肪が落ちなくなる
人間には、基礎代謝と呼ばれる普通に生活しているだけで消費するエネルギーがあります。
※どこまでが「普通に生活しているだけ」なのかの線引きは微妙ですが、自ら進んで運動するような場合は基礎代謝とは呼びません
その基礎代謝は筋肉がたくさんある方のほうが高くなり、たくさんのエネルギーを消費します。
たくさんの筋肉を動かすためにはたくさんのエネルギーが必要だからです。
そのため、体重だけを軽くしようとして筋肉を付けない場合、基礎代謝が低くなり、脂肪を燃焼するためのエネルギーが使われなくなります。
ある意味燃費が良いとも言えますね。
ただ、車の場合は少ない燃料でたくさんの距離を走れたほうがいいですが、人間の場合、燃費が良いと食べたものがエネルギーにならず、脂肪として蓄積されてしまいます。
そのため、ちょっと甘いものを食べただけで脂肪となってしまうような体になっていきます。
同じくらいの身長で筋肉質なあの人も同じデザートを食べているのに太らず、自分だけ太っていくという現象はこのような理由です。
ですが、体重だけを気にしている方は更に筋肉が削られるような野菜だけを食べたりする無理なダイエットをしてしまいますのでさらに筋肉が減り、筋肉が減れば基礎代謝が減り・・・という負のループに陥ってしまいます。
最後に
先ほどもお伝えした通り、筋肉と脂肪で同じ体積であれば筋肉のほうが重たいため、体重を落とすのであれば筋肉を落とすほうが早いですし、なにより簡単です。(運動もせずに何も食べなければいいだけですので)
そのため、体重だけを気にしている方は、一時的にはそれで理想の体型に近づいているように感じるかもしれませんが、これまでご説明した通り、デメリットがたくさんあります。
- 太って見えることがある。
- 老けて見える。
- どんどん脂肪が落ちなくなる。
そのため、長期的に理想の体型を手に入れるためには「体重」ではなく、あくまで「見た目」で勝負しましょう。
そのためには筋肉をしっかりと付けて脂肪を減らすことが重要です。
何も筋肉を付けるといってもボディビルダーのようなムキムキになる必要はありません。
冒頭で紹介したような武田真治さんや中村アンさんのような筋肉がしっかりついていて脂肪の無い体で良いのです。
ただ、お2人のような体になるにはただ、脂肪を落としただけではダメでやはり筋肉をつけるためのウエイトトレーニングが必須です。
筋肉をつけて脂肪を落とすことは、筋肉を落とすことよりは大変なのですが、美味い食事(タンパク質、脂質、炭水化物の割合や量)と適度な運動(ウエイトトレーニング)の知識を少し付ければ意外と簡単です。
こちらの記事では、理想の体型に近づくための食事、栄養バランスの考え方についてご紹介していますのでぜひご覧ください。
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